アビシニアンという猫種をご存知でしょうか?その美しい被毛と活発な性格で知られるアビシニアンは、多くの猫好きから愛されています。しかし、一人暮らしの方にとって、アビシニアンは飼いやすい猫種なのでしょうか?それとも飼いにくいのでしょうか?実際に飼ったことのある私の実体験付きでご紹介します。
この記事では、その疑問について詳しく解説します。
アビシニアンとは
アビシニアンは、その名前が示す通り、エチオピア(旧称アビシニア)原産の猫種とされています。その起源は古く、古代エジプトの壁画に描かれた猫との類似性から、古代エジプトの猫が祖先であるとも言われています。しかし、その起源については諸説あり、確定的なことは言えません。
アビシニアンの最大の特徴は、その美しい被毛です。一本の毛に複数の色がついている「ティキング」と呼ばれるパターンが特徴で、これにより被毛は豊かな色彩と深みを持っています。その色彩は、暖色系のオレンジやレッドから、冷色系のブルーやフォーンまで、様々です。
また、その体型は筋肉質でしなやかで、活発な動きを可能にしています。その動きは、まるで野生のチーターのように、速くて敏捷です。そのため、アビシニアンは運動量が多い猫種とも言えます。
性格面では、アビシニアンは非常に活発で好奇心旺盛な猫種として知られています。新しいものに対する探求心が強く、家の中を探検するのが大好きです。また、人懐っこく、飼い主とのコミュニケーションを大切にします。そのため、アビシニアンは飼い主と一緒に遊んだり、一緒に過ごす時間を大切にする猫種です。
一人暮らしに飼いやすい点
一人暮らしの方にとって、アビシニアンの飼いやすさを支えるいくつかの要素があります。
まず、アビシニアンはその活発さと好奇心から、一人暮らしの方にとっては楽しいパートナーとなるでしょう。アビシニアンは新しいものに対する探求心が強く、家の中を探検するのが大好きです。そのため、一人暮らしの方が家にいる時間は、アビシニアンの探検を見守る楽しみがあります。
また、アビシニアンは比較的抜け毛が少ないとされており、掃除の手間を減らすことができます。一人暮らしの方にとって、掃除の手間は大きな負担となることがありますが、アビシニアンはその点で飼いやすさを提供します。
さらに、アビシニアンは賢く、新しい環境やルールをすぐに理解することができます。そのため、一人暮らしの方が新しいルールを設けたり、生活環境を変えたりした場合でも、アビシニアンはすぐに適応することができます。
一人暮らしに飼いにくい点
一方で、アビシニアンの活発さは、一人暮らしの方にとっては挑戦となるかもしれません。特に、一日の大部分を外出して過ごす方にとっては、アビシニアンの運動量を満たすことが難しいかもしれません。アビシニアンは運動量が多く、適度な運動と刺激が必要です。そのため、一人暮らしの方が長時間外出する場合、アビシニアンの運動量を満たすための工夫が必要となります。
また、アビシニアンは人懐っこい性格のため、長時間一人にするとストレスを感じることがあります。そのため、一人暮らしの方が長時間外出する場合、アビシニアンのストレスを軽減するための工夫が必要となります。例えば、アビシニアンが遊べるおもちゃを用意する、または、ペットシッターを利用するなどの対策が考えられます。
実際に飼ってみた感想
うちのアビシニアン(2歳)は、甘えん坊な性格なのか非常に人懐っこくて飼いやすいです。
飼いにくいということはありません。
甘えん坊過ぎて常についてくる飲んでとっても可愛いですね
夜中も基本的に騒がないしすごく快適です
結論
アビシニアンは一人暮らしに飼いやすい猫種と言えますが、その活発さと人懐っこさを満たすためには、適度な運動とコミュニケーションが必要です。一人暮らしの方がアビシニアンを飼う際には、その点を考慮に入れることが重要