今回のpythonは、変数を用いて計算をしてみましょう!
変数とは
変数とは、とっても簡単に言う「数値や文字列のデータ類(値)」を出し入れできる「箱」のことです。
変数に、値を入れることを「代入」といい、出すことを「出力」といいます。
使い方は、様々ですが、何度も繰り返しつかうデータでよく使われてます。
変数の実践例
text = 'HELLO' print( text )
「text(変数)」という箱のなかに「HELLO(値)」を入れる
「print(関数)」で「text(変数)」を呼び出す。
すると表示結果には「HELLO」の文字が表示されます。
変数の命名ルールについて
変数には、以下の組み合わせで命名しないといけない決まりがあります。
- アルファベットの大文字(A~Z)
- アルファベットの小文字(a~z)
- _(アンダースコア)
- 数字の0~9
すべて半角で入力してください。
更に、変数は、名前の先頭を数字にすることはできません。
ご注意ください。
予約後と同じ名前は禁止
以下のキーワードは予約語といわれ、python和は別の用途でも使うため禁止です。
- and
- as
- assert
- break
- continue
- elif
- else
- except
- def
- del
- false
- for
- from
- global
- if
- is
- in
- lambda
- import
- None
- not
- nonlocal
- raise
- return
- or
- try
- pass
- yield
- True
- while
- with
良い変数の名前の付け方
また、これは必須ではないのですが、変数に名前をつける時のコツがあります。
それは第三者が変数を見た時理解しやすい名前をつけることです。
多くのプログラマは、その変数に何かしら関係する単語にして入れています。
良い名前の付け方 | 悪い名前の付け方 |
apple | aaa |
teika | ttt |
number | nnn |
「aaa」とか「ttt」とか「nnn」だと何の変数を指しているのかわかりませんよね。
それに対して
「apple」なら「りんご」
「teika」なら「定価」
「number」なら「数字」
となんとなく理解できます。
複数の人と一緒にお仕事をしている場合は、必ず他の人が読んだ時のこと考えてProgramを作ってあげましょう。
最後に、実践的な例題をお出しします。
練習問題
- 変数(kakaku)に数値100を入れる。
- 変数(kakaku)に数値を1.08をかけた結果を変数(zeikomi)に入れる。
- 変数(zeikomi)を表示させる。
練習問題(答え合わせ)
kakaku = 100 zeikomi = kakaku * 1.08 print( zeikomi )
まとめ
今回は、変数を使った講座でした。
変数はこれから沢山使って行くことになります。
でもとっても簡単なので覚えていってみてくださいね。